精神病院に入院した話
こんにちは、坂梨はまちです。
今日は少し前の話をしようと思います。
私の持病で抑うつ状態が酷かったころ、家事は何もできず「〇にたい」という欲求が強く出たとき、主治医の先生の紹介で精神病院に入院することとなりました。
約二か月入院した経験を基に
概要や入院のメリットとデメリットを少しお話できたらいいなと思います。
概要
ビジネスホテル形式の病棟で個室でした。朝6時半起床、夜は10時消灯という健康的な生活リズムでした。メンタルの改善は規則正しい生活からというのは正しそうです。
午前午後に一回ずつ一時間程度作業療法が行われました。年配の方が多い為老人ホームで行われるようなリハビリが多かったように感じます。出席は任意でした。
また、週に一回認知作業療法という少し高度なグループワーク形式のリハビリがありました。これ目的で入院した部分があるので参加できて為になりました。
メリット
- 生活リズムが整う
- 家事をしなくてよい
- 健康的な食事になる
- リハビリを受けることでメンタルの改善に役立つ
抑うつ状態の時は寝すぎる傾向があるのですが生活リズムを半強制的に整えられたため多少改善に寄与したのかなと感じました。
勝手に御飯が出てくるのはありがたいですね。病院食なのでアレですが。。。
デメリット
- ほかの患者さんとのトラブルが怖い
- 暇を持て余す
- 家族と会えずさみしい思いをした
- 多くのお金が必要
病棟は様々な病状で入院されている方がいらっしゃいます。中には突然大声を出したり、うめき声が聞こえ続けたりと精神的に参ってしまうような事例もありました。
新型コロナの関係で面会もできませんでしたし、一日の中で暇な時間がかなり多かったです。
タブレットの使用を許可されたので絵をかいたりアニメを見たりして過ごしましたがそれでも暇でした。
また、金銭面がかなりきついです。約二か月で「限度額適用認定」適用しても45万円程度請求がありました。
入院保険に入っていたため後から返ってきたのですが、性格上不安が強く出ました。
一時的な出費に耐えれる生活防衛費を確保していてよかったと感じた一面もありました。
生活防衛費の考え方についてはまた別の記事でご紹介します。
総括
病状は安定したため入院はして良かった。
ただ辛かったです。
みなさんは縁のない話かと思われるかもしれませんが、私も半年前までは普通にばりばり働いていましたのでいつどう変わるかわかりません。
もし今メンタルの調子悪いなあと思われている方は悪化する前にちゃんと病院に行くか、環境調整を行い自らのメンタルを守ってください。会社は守ってはくれないのです。
以上、つたない文章でしたが読んでくださってありがとうございました。
皆様の心の平穏を祈っております。